6.82016
島根県の製材所では初めての試みで、国内では2基目となる「小規模木質バイオマスガス化発電」の準備が、松江市の企業・(株)藤井基礎設計事務所のもと、ウッドヒル隠岐の敷地内で着々と進められています。
このプロジェクトは、隠岐の島に適した再生エネルギーを模索し、太陽光・地熱・風力・木質バイオマスといったあらゆる方法を検討・検証した結果、島の資源からみて、木質バイオマスが適しているというはなしになったことが発端です。
資材調達を考慮し、設置場所としてウッドヒルの敷地内が一番妥当ということとなりました。
では、この「木質バイオマス発電」にはどんなメリットがあるかをご説明させていただきます。
(1)廃材の活用
これまで廃棄にしていた木材を、チップにして活用することができます。
(2)売電
電力の買い取り制度を活用して、電力会社に売買することができます。
(3)エネルギーの自給
自家発電による、電気自給をすることもできます。
(4)二酸化炭素削減
エネルギーを自給することで、二酸化炭素の発生を抑えることができます。
材料を確保できる量からみて、まずは45kwの小規模から開始し、将来的には500kwの発電量を目指す構想。
これが成功すれば、島内のあらゆる地域で小規模発電が可能となります。
発電のために、不要な伐採はおこないません。
現在は山で放置されている林地散財を片付け、更に間伐を進めることができます。
そうして山を綺麗にでき、災害対策にも繋げることができるのです。
プロジェクトは徐々に進行中。また、追って進展をご報告させていただきます!
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