経営理念
日本海に浮かぶ「隠岐の島」は自然豊かな島で、古くより自然を大切にし、環境を守ることによりともに支えあってきました。
近年低価格の科学物質を含む建材や外国産の木材に押され、島の自然環境サイクルが変わり始めました。
これを何とか守り、次の時代へ残すことを我々の目標と掲げ取り組むことにいたしました。
会社概要
会社名 | 隠岐島木材業製材業協同組合 |
所在地 | 島根県隠岐郡隠岐の島町原田奥ノ原986-6 TEL 08512-2-0189 FAX 08512-2-0124 |
主要製品 | 木材の製材・販売 |
認定 | 合法木材供給事業者認定 団体認定番号:25島木協第55号(合法・木質バイオマス) 構造用製材・人工乾燥構造用JAS認定工場 認定番号JLIRA・B・51・05 |
通称 | ウッドヒル隠岐 |
沿革
昭和27年 | 木下春夫、池田義宣、坂本浅市、橋岡忠重の四氏組合員により設立 |
昭和41年 | 隠岐島木材業製材業協同組合に名称変更 |
昭和45年 | 隠岐郡西郷町大字東郷字宮尾へ事務所移転 |
平成9年 | 「木材流通合理化対策事業」で乾燥施設等建設し、木材流通加工拠点団地造成 |
平成11年 | 「林業構造改善事業」で木材処理加工施設建設 |
平成13年 | 「林業構造改善事業(単独融資)」で付帯施設建設 |
平成14年 | 「林業構造改善事業(単独融資)」で付帯施設建設 現在地にて「木材流通加工拠点団地」製材事業部(ウッドヒル隠岐)創業する |
主要取扱商品
松:構造材、造作材各種
杉:構造材、下地材
造作材各種
土木用資材各種
住宅用建築材
構造材:50%、 下地材:30%、 造作材:10%
その他:土木用他 10%
設備
敷地面積 | 12,700平米 |
建物面積 | 1,455.49平米うち工場 1284.49平米 |
設備 | 車輌 1台 皮剥機 1台 帯鋸盤 5台 チッパー 1台 木屑焚きボイラー 1台 木材乾燥機 4台 四面加工機 1台 |
環境活動と取り組み
隠岐島後地域の人工林資源は、積極的な利用が必要な41年生以上の森林面積が6,800ha、蓄積が2,609千m3となり育成から活用を図る時期に移行しています。
一方、島内の木材消費量は、住宅着工数の減少や島外からの移入材との競合により減少し、低迷状況にあります。
このような状況の中で、隠岐地域の町村や森林組合、林業事業体、木材業者などで構成する「隠岐流域林業活性化センター」では、急展開する林業情勢に対応するため、第4次実施計画として、平成18年度から23年度にかけて、5つのプロジェクトを実行中です。
その中の一つである「隠岐(しま)の木利用拡大プロジェクト(PJ1)」では、「ウッドヒル隠岐(隠岐島木材業製材業協同組合)」をチームリーダーとして、森林組合、木材業者、建築士会、工務店、行政機関等がチームメンバーとなり、島内の木材消費量の向上はもとより、島外出荷を含めた需要拡大と供給体制の整備及び販売ルートの確立を図るため、様々な活動を行っています。
また、全国各地でおこなわれる木材関連の展示会など、イベントへの出展も積極的に取り組んでおります。
>> 隠岐支庁農林局のサイトはこちら