3.62015
隠岐の島町南西部・都万エリアに位置する、都万川の河口にあるクロマツ群。
樹齢300年以上の巨木が残っているこの「屋那の松原」は、日本の白砂青松百選に選定されています。
その昔、隠岐の島が江戸幕府の天領であった時代、この地方の役人であった乃木九兵衛が、荒れ果てた都万川の河口に、新田を開発しようと計画しました。
そして、里人総出で水際に堤防を築いて新田を完成させ、これを守る防風林としてクロマツが植えられたものが今に残ったと言われています。
また、言い伝えでは、この松原は「八百比丘尼」が一夜にして植えようとしたが、ある男がニワトリの鳴き声を真似したところ、あわてて立ち去ったとされています。
海岸からは、島前も臨むことができる、景色の素晴らしい場所でもあります。
木の種類 | 通称 | 幹囲 | 樹高 |
クロマツ郡 | 屋那の松原 | 3.2m | 25m |
【所在地】
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